耐震以外の地震対策「免震建築の実物を見ながら、住宅として考えた場合」がテーマです。
既存住宅(中古住宅)の地震対策としては、耐震改修工事がよく紹介されていますが、一般的な地震対策としては、大きく分けて三つが挙げられます。「耐震・制震・免震」です。この中の免震?? この言葉、ご存知ですか? 私の知る範囲では新築の大規模建築が多いように思います。
免震タワーマンションなどの広告を見た事もありますが、私は実務重視型の人間なので、広告ではなく私の会社の横にある韓国大使館が、実際に免震建築なので紹介したいと思います。
この建物は一階部分に大空間を有し、曲線を持つ前面ガラス貼りという、いかにも地震の時に怖そうな建築です。
しかし、だからでしょうか。免震建築なのです。
大地震の時は建物全体が大きく動くため、周りは溝のように隙間が空いてます。
わざわざ「動きます」という看板まであります。
3月11日の震災時には、実際に動いたようです。
既に建っている建築を、地面から一旦分離して免震化したので有名なのは、上野の国立西洋美術館(ル・コルビュジエ設計)でしょう。
1998年(平成10年)に大規模免震工事を行っています。全体を浮かせるような改修ですから、半端でない技術と費用を要します。これも芸術品を地震から守るという命題でしょうが、我々の住む木造住宅ではいかがなものでしょうか?
主に新築ですが、木造住宅でも免震住宅を扱っている会社はありますし、建っている住宅でも持ち上げて免震装置を入れるのは可能です。
経済産業省が一般家庭用の節電のキャンペーンとして「家庭の節電宣言」なるものを創設し、昨年比15%の電力削減を達成した家庭に「達成賞」
として、協賛企業提供の商品に応募できるようにしたようですね。
最初聞いた時「冗談だろ(笑)」
と思ったのですが、いやいや本気でした。![]()
ついに、物で釣るという・・・国としてにわかには信じられない手段に出るたようです。
おまけに「参加賞」
なるものがあって、同じく協賛企業が提供する商品やイベント参加のクーポンとして利用することが可能らしい。参加賞!?マジかよ・・・まるで街角フリーペーパーみたいな事やりだして、大丈夫かこの国は?
参加賞の具体的な内容として、大手家電量販店のLED電球の5%割引とかもあるようですが、そもそも既存の照明器具の種類によっては、LED電球交換を避けなければいけない機種も多く存在しているのを、承知でやっているのでしょうか?
久しぶりに呆れました。まして、本気で節電していて、後は冷蔵庫の電源くらいの家庭は15%なんかまず無理。全電源喪失でもしなきゃ達成賞もらえないかもしれない。こりゃ笑えない。
文句を言わせていただきます。
洗浄便座使っている政府の人間がいるなら、肛門疾患以外の方は電源切って自分の尻を自分で拭いていただきたい。
いくらか節電できますよ。
こんばんは。
1年更新していない「廃墟ブログ」と呼ばれて、長崎県・端島=軍艦島を想い、気持ち良くなっていた文句市場の田村です。(笑)
いやあこの1年、いろいろありまして・・・まあ、訪れていただいている方、ほとんどの人は知り合いでしょうから、説明はいらないでしょう。
で、最近はおもしろそうな古い中古住宅を(古が二個つく程度)を「昭和民家」とか名付けて、不動産業に乗り出し?(ちょっとだけ)楽しんでいます。
相変わらずリフォーム主体ですが、流行を意識してリノベーションとか言ってます。仕事は面白くしなきゃ!です。。。
洗浄便座で細菌繁殖も、尻に病気の人ご注意
7月26日3時6分配信 読売新聞
ちょっと待った!この記事・・・
「温水洗浄便座の温水タンク内では細菌が繁殖しやすいことが、東海大学の松木秀明教授と片野秀樹研究員(公衆衛生学)らの調査でわかった。加温によって、水道水に含まれる殺菌用の塩素が蒸発するためらしい。一部からは大腸菌群や感染症の原因となる緑膿(りょくのう)菌も見つ かり、松木教授は「健康なら問題ないが、おしりなどに病気のある人は注意が必要だ」としている。
温水洗浄便座は清潔志向の高まりから普及が進み、今年3月の内閣府消費動向調査によると、世帯普及率は69%に達している。研究グループは、神奈川県内の民家80か所、公共施設28か所で温水洗浄便座の局部洗浄水を採取した。民家では水道の水質基準の平均31倍、公共施設では10倍の一般細菌を検出。民家では4か所から大腸菌群が見つかり、うち1か所では緑膿菌も確認された。
温水タンクには清浄な水道水が取り込まれ、密閉型で外気に触れないことから、細菌は繁殖しないとされてきた。だが実際には、水道水を約 30~40度に温めるため塩素が蒸発し、ノズルのすき間などから侵入した細菌は、温かいことから増えやすいものと推測された。民家の汚染 度が高いのは使用頻度が少なく、タンクの水があまり入れ替わらないためと考えられるという。 」
以上・・・昨日の、ヨミウリオンライン より。
ちょっと待った!この記事・・・文句言わせてもらいます。(ご無沙汰してます。)
温水洗浄便座って、温水の供給方式の違いで「貯湯式」と「瞬間式」という2つの方式があったはずです。
あらかじめヒーターで温めておいたお湯を、専用タンクに貯めて使用時に供給するやつと、使用時に水を瞬間的に温めて供給するやつの違いです。
一長一短あるとは思ってましたが、この記事にそれらが一切記述されていません。なのに「タンクの水があまり入れ替わらないため・・・」という記述しか見当たりません。
69%の世帯普及率なのに、供給方式の違いがあるのを知らない方は不安になると思います。
これらの違いを踏まえたうえで「細菌繁殖」の記事なのか?公的なメディアなら、せめてそのくらい確認して書いてほしいものです。
先週末、工学院大学学術フロンティア(木質構造関係)
木造住宅の終局耐力と変形性能
―サイディング外装材と筋かい耐力壁の破壊過程―
公開実験・・・に参加しました。
限りなく実物大の供試体を使用した「倒壊実験」で、学術的な内容であるにも関わらず、広く公開されている事に関心しました。その他にも木造住宅に適した制振壁開発のための実験や、構造用合板を止め付ける「釘」についてなど、数々の有意義な内容を伴う1日でした。
一般的に我々は、メディアなどを通じ、ただ「新しい」とか「派手さ」加減に目を奪われがちです。
こういう地道な実験・検証の繰り返しにより、より良い資材が開発され、既存・新築ともに住宅品質の向上が図られるのだと思いました。
皆さん、お疲れ様でした。
2008年もあと数時間で終わってしまう。
年齢のせいか、ここ数年やけに時間が過ぎるのが早く感じます。
私は日記とかつけるタイプじゃなかったうえ、10年くらい前はブログとか無かったので、思ったことは適当にノートの隅などにメモしていました。
そんな一昔前のノートの隅には「産業革命前と後では、表現された音楽や美術が大きく変わっている」とメモされていました。
掘り下げれば当然で、多くの学術書などにも書かれていることのようです。ただ、その時は何かを見たり聴いたりして、痛感したから、そうメモをしたのでしょう。
そして、その次のページに「どのように表現するかより、何を表現するのか(したいのか)が大切に思えるのは、手段は時代性に大きく影響されるから・・・」とありました。
たぶん、PC上でネットなど駆使し始めた頃だから、技術の進歩と人間がどのように関わりを持てばより良い方向性が得られるのか・・・なぞを考えていたのでしょう。
何か、こんなこと考えても儲かる訳では無いのに、よくいろいろ考えるなぁ・・・と、自分に対して我ながら恥ずかしくなり笑えますよ。
ホントに・・・(汗;)(^笑)
今日は、除夜の鐘くらいには帰れそうなので、なんでもない話で締めくくることとしましょう。
独り言でも少しは救われるものだと思います。
では皆さん、寒さ厳しき折から、ご自愛ください。また来年!
携帯からブログを投稿した事は、以前に一度か二度経験した記憶があるのですが…
少なくとも数年前の話しなもんで、今回初めての感覚です。
とにかく携帯電話からブログ書けるなら、もう少しマメに更新出来るか?っていう程度と、四年ぶりに携帯電話を新しくてみて、世の中の技術革新の早さを感じたところが原因ってとこです。
私はアナログでローテクな人間だなぁ…と痛感しながら、いたるところで不景気の合唱しているのを垣間見て、技術革新と同時に頭脳革新が求められているなぁ…とも思いました。
自分にとって新しい事、何でも「やってみりゃいいじゃかないですか」
失敗しても笑われても、軽い心地よさが、懐かしく感じるこの頃です。
歩いて、たまに目を引く家があります。
何が目を引くって? それは、家全体を覆う植物痕と対照的な
「新しい給湯器」ですね。
いやあ~すごいっ。こりゃ人は住んで無いだろ。。。なんて思うと・・・
甘い甘い。![]()
もちろん専門的観点からだと、建物の維持管理上は到底勧められない状態ですが、いろんな家があるという点で、この程度なら何とか住めるという証でしょう。
この手の蔦が覆うような家をたまに見かけますが、皆一様に「後は朽果てるだけ」みたくなっていますね。でも、せっかくだからクリスマスあたりに装飾してみて、夜と昼との落差を楽しむのも結構良いかもしれない・・・なんて。無理かな。![]()
ちなみに、東京都都市計画局の危険度測定調査では、このエリアはすぐ近くに大型施設と幹線道路があり、地盤も良好なことで「火災危険度3」以外、避難、建物倒壊とも問題無いという結果(数字が高いほど危険)の場所とされています。
植物は活き活きしている時は燃えにくいが、これはどうかな・・・
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