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2007年2月15日 (木)

可塑剤について

先日のニュースで、大手おもちゃ販売店が販売したプラスチック(塩化ビニール)製の「フルーツおもちゃセット」に、食品衛生法で使用が禁じられている「可塑剤・フタル酸ビス」が含まれている事が判明し、回収されるという騒ぎがありました。
そろそろ忘れられる頃なので書きます。

この可塑剤というものは読んで字のごとく「硬いものを柔らかくして、加工することを可能にする物質」という感じでしょうか。身近な化学物質で、可塑剤工業会のHPでは「可塑剤に出会わない日はありません」と書いてあります。確かに大半のビニールクロスやCFシートなど、建材にも多く使用されていますので、出会わない日どころか・・・です。私は化学者ではありませんし、安全性が確認されているようですので、中途半端でいい加減な文句は言えません。

ただ、
リフォームや新築の際のご参考までに、環境省・化学物質対策にリスクコミュニケーションの推進サイトを紹介させていただきます。個々の化学物質ごとに用途から影響までわかりやすくまとめた「化学物質ファクトシート」はなかなかです。
そこには、フタル酸ビスについてのマウス実験で出産率の低下についてや、別実験での精巣細胞への影響が認められたことは書いてありますが、冷静に分析されていますので参考になります。ちなみに水道管には硬質塩ビ管が使用されることが多いのですが、これらに基づいて水道水質管理目標値が設定されていて、安全が確認されているそうです。少し気になったのは、人がこれらを体内に取り込む可能性として「呼吸や食べ物」と考えられていることです。そうなると建材も考えても良いのですが、摂取量の問題です。私が意外と盲点だと思ったのは、調理用の塩化ビニル樹脂製手袋です。これは使用自粛を促す対策が進められているらしいです。そんな中ですから・・・さすがに子供が誤ってかじってしまいそうな今回の商品「フルーツおもちゃセット」に使うのはマズいということでしょうね。

可塑剤工業会のHPはこちら。環境省と若干温度差が・・・やはり複数の意見も大切ですね。

ぜひ、押してくださ~い。(もう削除されてたりして・・・笑)

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コメント

食品・薬・化学物質・CO2等の問題については
国交省・厚生労働省・環境省・農水省の間にも
温度差を感じることが・・・。

我々もただ、感じているだけでなく
色んな情報を収集し、勉強しないといけませんね。

ところで、リンク貼りました。
宜しければ、此方のもお願いします。

Mt.zaki様 コメントありがとうございます!
可塑剤もそうですが、いわゆる「環境ホルモン」については一時期マスコミが騒いでいましたね。何か最近は静かなもんです。
アスベストもそうですが、我々は「一時的なメディア報道に踊らされず冷静に」なり、ことの推移を見守りながら対処する姿勢が必要だと思います。
温暖化も含め、そろそろ対処療法から卒業し、根幹的な予防対策に乗り出す時期なのだと感じています。
Mt.zaki様のとこのリンクも貼らせていただきますね。今後ともよろしくお願いします。

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