今日、中野区役所ロビーにて「無料住宅相談」を担当した。
暑かったせいか、相談に来る人は少なかったが、時事問題なのか「アスベスト」の問合せが多かった。(そりゃあれだけマスコミみ取り上げられていたら心配になるわな・・・)
そこで思い出したんだが、僕なんかが子供の頃転校した小学校の、新校舎には「これでもか!」っていうくらい、アスベストが使われていたような記憶があるが、ありゃどうなんのかね。
良く何も知らないで「○○LOVE」とか、ざらざらした物が吹き付けられた階段裏とかに落書きをしていたが、あれってアスベスト削ってやっていたのか!!
おおっ・・・て事はそろそろ潜伏期間が終わって出てくるのかい?
(おまけに大人になってからは、解体現場に突っ立ってたりしたからなあ・・・汗・・・)
私事はそのくらいとして、実務の話をしよう。
アスベストについては周知かも知れないが、現実的には解体したり剥がしたりせず「固まっ
た状態」なら、健康被害を起こす要因には成り得ないのでご安心を・・・との事しか言えない。
過度な心配は逆に身体に悪いと思うが、現況、僕の主観で言わせていただくと、気をつけた方が良いのは以下の3点だと思う。 (現場常駐で無い限りだがね)
①既存住宅(築年数が20年以上くらい)で、セメント板みたいな屋根葺き材(カラーベストと
かいう)を使用している場合の「屋根の葺き替え時」
これは、過去に石綿を使用している材料を解体している可能性が高く、今度葺く材料は恐らく「無石綿」だろう が、身体に良いものでは無いから。(先日実験的に割ってみてそう思った)
②外壁が「窯業系サイディング」といわれる①の壁版みたいな材質で出来ている住宅で、エアコン設置のため「室内外に穴を貫通させる時」
これは、微量だろうが室内側に、外壁材内部に使用されたアスベストが進入する恐れがある。ただ、屋根よりは確立は低いので心配し過ぎる必要はないと思う。
③近所でビルの解体工事をやっている時で、養生と言われる囲いのシートがいい加減な場 合。これはちょっと怖い。最近の業者は解体に大変気を遣う良質な連中も多いが、たまにとんでも無く荒い連中がいる。この場合、工事会社の元請側・現場責任者に指摘し、洗濯物などは外に干さない方が良い。
マスコミで騒がれているが、アスベストの基本は(繰り返すようだが)解体したり剥がしたりせず「固まった状態」なら、健康被害を起こす要因には成り得ない。
また、アスベスト死といわれている症状は、業界内で良く話に出るが問題の本質は石綿だけでは無さそうだ。これらは専門のサイトもあるようだが、情報過多で真偽も怪しい意見もあるので、まだまだ研究が必要だ。
それから言わせてもらいたいが、マスコミのパニック的報道は止めてもらいたい。
少なくとも我々現場に携わる人間達は、かなり前から「リフォームなど解体時などは危険なので対処を」と心掛けてきたつもりだし、国家的に有効な対策を訴えても、あまり積極的に取り上げてる風は感じられなかった。今現在取り上げる「報道の義務」があるのかも知れないが、もう少し理論整然とやってもらいたい。
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