2011年9月 6日 (火)

地震の記録から学ぶこと

 1995年5月29日(月)読売新聞の記事に、前日に起きたロシア東部サハリン北部の大地震について、書かれていた
内容に今更ながら考えさせられます。
 前日のマグニチュード7.6規模の地震で多数の建物が崩壊し、死者1,989人に及ぶ被害が発生したサハリン大地震は、あの阪神大震災の約5カ月程後です。
Shinbunjishin_2 
 しかし、阪神とは地震発生のメカニズムが異なり、北米とユーラシアふたつのプレートの境界の活発化を懸念している部分が掲載されています。
 この図と記事をよく読み取ると、その後に起きる中越や岩手内陸の震災から、今年3月11日の東日本大震災や、津波災害を想定できなくもないのかと、歴史に学ぶ重要性を感じます。

2008年1月17日 (木)

あれから13年

また、あの日がやってきた・・・
1月17日。この仕事をやっていて、頭から離れたことの無い日といっても過言ではありません。
「あれから13年。阪神・淡路大震災の教訓から学ぶ」【期間特集】 阪神・淡路大震災追悼というのをニフティがやっています。(@niftyのTOPページからも入れます)
この中で「神戸の現場から -ある行政マンにとっての震災」という経験談があります。文面に「神戸には地震は来ないと思われていたので、一瞬、ダンプでもぶつかったかと思ったそうだ。」という対話部分がありました。
私も高校まで、京都南西・大阪寄りに住んでいましたので、その気持ちは良く理解できます。近畿地方の人はなぜか「大地震はこの辺に来ないだろう」と信じていた?という記憶があります。(しかし阪神大震災、私の実家は被災しています)
私の2005年7月に書いたブログ『心に巣食う「安全神話」』でも書きましたが、恐ろしいのは「安全神話」が人々の心の中に巣食うこと。そして相反するかのように「不安・恐怖心を煽り、商売とする」人間が現れてくる・・・不安から逃れたい・・・そこに付け入る悪徳○○・・・も現れてきます。

私から提案があります。いろんな防災グッズがありますが、後年、新潟中越地震の際、現地の住宅相談にも参加して感じた「大切な心構え」は、地震対策をいくつかの段階に別けてやることです。以前のブログに書きましたので、リンクしておきます。
簡単に言えば、いきなり高額な耐震補強など無理でも、出来ることはあるということです。(耐震補強はやった方がいいのは当然ですが)地震発生時は、「最初の5秒で生死が分かれたりする」と言われています。

他にもネット上にもいろんな有益な情報がありますので、是非、各ご家庭・職場などで併せて実践してみましょう。そして、地震・災害によって失われた多くの命から教わった事を、無駄にしないよう、生き残った者として伝えていければ幸いです。

2007年7月17日 (火)

平成19年 新潟県中越沖地震

またか・・・昨日、3年前に被災住民の住宅相談でお邪魔した、新潟・中越地震と同じエリアで震度6強という、強烈な地震がありました。
亡くなった方や怪我をされた方が大勢いらっしゃいます。多数の家屋が倒壊したようです。仕事柄、耐震診断や改修計画に携わることが多いうえ、前回お邪魔したという縁からも他人事ではありません。詳細は現地状況を把握しなければ判らないのですが、前回同様、今回も余震が心配です。どうぞ皆様ご自愛ください。

それにしても、能登半島地震があったばかり。地震予知も高度化したとはいえ予報は7秒後で、間に合わなかったようです。
地震はいつでも・どこでも起こります。今回も取り急ぎ、私の過去ブログをリンクします。心構えなど書いたものでご参考しなればと思います。05年・8月に書いたものです。

2007年5月20日 (日)

応急危険度判定

能登半島地震について、ある新聞で気になる記事がありました。「応急危険度判定で『危険』とされた家屋でも、避難所よりはマシで愛着もあるから離れられない・・・といって自宅に戻る人が多い」というものでした。私は複雑な気持ちになりました。
私は東京都の被災建築物応急危険度判定員として登録しています。この応急危険度判定の目的については、判定員手帳の応急危険度判定要綱のあたまに明示してある「地震により多くの建築物が被災した場合、余震等による建築物の倒壊、部材の落下等から生ずる二次災害を防止し、都民の安全の確保を図るため・・・」という文が一番的確な「判定の目的」といえるでしょうか。
やることは、震災直後に判定員達が被災建築物をまわり、マニュアルに基づきそれぞれの建物の「安全性を応急的に」検査するのです。
■赤色のA3用紙で「危険」の場合その建物には入らないこと
■黄色で「要注意」の場合=立ち入りには十分注意すること(写真は新潟中越地震の際撮影)
■緑色で「調査済」の場合=建物は使用可能Dscf0054
となっています。
私は新潟中越地震の際、応急危険度判定がなされ何日か過ぎた頃現地へ行きましたが、これが以外とクセモノでした。住宅を調査し住民の相談に応じる仕事だったのですが、当初の判定で緑色「調査済」(安全)だったはずの建物が余震で「要注意」に近くなっていたり、黄色の要注意が「危険」レベルに達していたり・・・。参加したチームでも話題になっていました。
おそらく阪神の震災以後、応急危険度判定を整理した際「とりあえず二次災害を防ぐ」ということがクローズアップされ、余震によるレベル変化にどう対応するか?までは後回しになったのかもしれません。これは痛く理解できます。めちゃくちゃな状況では、まず自らの身の安全さえ保障されません。日常の理解を超えた状況になるわけですから、応急危険度判定は必要なのです。
問題は「一息ついた後」なわけです。
最近のメディアからは、能登の話題もめっぽう減りました。メディアはいつも派手な現場を好むようですが、観光地の風評被害を防ぎ「援助を必要とする、目立たない被災者にスポットをあてる」など、「災害後の災害」の危険性に注目してもらいたいものです

2007年3月25日 (日)

石川県で震度6強の地震

意外な場所でした。石川県で強い地震が起こった記憶があまり無いように感じましたが、過去を遡ると記録はあるそうです。
今日3月25日(日)午前9時42分、北陸・能登半島沖を震源とする、マグニチュード6.9(最初7.1と報道された)という規模の地震が発生しました。亡くなった方や怪我をされた方がいらっしゃいます。多数の家屋が倒壊したようです。
仕事柄、耐震診断や改修計画に携わることが多いので、他人事ではありません。詳細な情報は、現地の状況を実際に把握しなければ判らないのですが、周辺地域が震度6強~5弱などという、かなり強い揺れを示す情報が入っています。新潟中越地震の時は現地へ行きましたが、その時同様、今回も余震が心配です。
どうぞ皆様ご自愛ください。

先日の熊本といい、相変わらず日本列島周辺の地殻は活動期にあるようです。
地震はいつでも・どこでも起こりえます。取り急ぎ、私の過去のブログに、地震が起こる前に想定した方がよい心構えなどを書いていましたので、ご参考になればと思います。05年・8月に書いたものです。読んでいただければ、多少は役に立つと思います。
また、私の事務所近くにある「消防博物館」でもらえる「我が家の安全チェック」というチラシは、イラスト入りの簡単な説明で参考になると思います。
取急ぎご覧になりたい方はご面倒ですが、プロフィールから「未来空間」という私の事務所サイトに入っていただき、メールでも頂ければ、私が対応できる限りFAXか、PDFか何かさせていただきます。
阪神の震災でも感じましたが、有事の際は近所の方、皆で助け合うしかないと思います。
他人事では済まされないと思います。

2005年8月 1日 (月)

繰り返すようだが・・・

首都圏に地震が多い。山梨でもあった。そういえばこの間、仕事で山梨から帰る途中に足立で震度5強の地震があった。この仕事をしていると、建物の耐震性に意識がいきがちだが、あえて前回の内容を繰り返させて欲しい。

取急ぎの提案だ。
地震に遭遇することを完璧に避けるのは困難である。また、普段我々は仕事などで時間がとれず、防災グッズ一式「すぐに」揃える・・・などはほぼ不可能。そこで、いきなり物での対策から入らないで、今すぐ以下の点を頭に置き、試してみてははいかがだろうか?
※緊急度:最高(今すぐ)
地震が起こった状況を朝・昼・晩のシーン別に「対応している自分の姿」を想像してみる。
部屋に家具がある場合、家具の手前に紙か何かを折り曲げ差込んで、家具を「壁側」に若干傾ける。
寝る前にブレーカーの位置とガス栓を確認して、懐中電灯・スニーカーを「枕元に固定」する。
※緊急度:高(その次)
阪神や新潟あたりの大地震資料を図書館などで手にいれ「自分の生活に必要なもの」の優先順位をつけてみる。
上記を基に、必要な物を購入したり必要な事柄を緊急度が高い順に行なう。(用品を揃えたり、連絡先を決めたり)
自分と周辺(家族・近隣住民や会社など含む)との関係を再確認し、災害時に声を掛け合える間をつくる。

よく「建物の耐震性や避難場所の確認」が重要と言われるが、①で想像していただくと解るが地震は必ずしも家にいる時起こるとは限らない。もちろん耐震性や避難場所は重要だが、個人的に言わせていただくと東京都心の住宅地からの「指定避難場所」はあまりにも非現実的だ。実際大地震が起これば近隣家屋の倒壊などで、まず辿り着けない。
だから上記のように「まず自分と家族などの命が助かる事」次に「個々が必要な避難知識(トイレと水、怪我対策が主に重要)」そして有事には「近くにいる人々が助け合う」しかない。

とにかく無理かもしれないが「落ち着いて行動し、お互い助け合おう」と頭に置き「心のあり方」を決めてから、具体的な「物を利用する」災害対策を始めたらどうか。

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