2008年3月16日 (日)

笑えて参考になる現実  

笑えて参考になる話をひとつ。
つい最近知り合いの大工と話していて、よく利用する大きい材木屋さんの事務所で「新築用に別々の会社、5社ほどが同じ現場名で、同じ図面のプレカット(住宅建設用の加工材木)の見積りを依頼してきたよ」と言っていた話を思い出し、二人で爆笑しました。coldsweats01
すっかり春めいてきて、住宅展示場の広告が増えはじめた今日この頃。ハウスメーカーはじめパワービルダーから、中堅工務店まで、少ない新築のパイを奪い合う。
お客さんはお客さんで、住宅雑誌などに影響されてか「少なくとも3社以上の相見積り(競争)を・・・」など、まるで電化製品選ぶみたく、展示場など?で「タダで」作ってもらった平面プラン(家の間取り図)を引っ提げて、各社に「いくらで出来るのかなぁ?」なんて声掛ていたみたい。
いろいろ夢膨らませているんでしょうが、現実は各社が一斉に「下見積り」(原価)を材木屋1社に依頼し、後は自社の利益を乗せて、適当に体裁を整えるわけですな。
それでも当然、各社金額は確実に異なってきます。どれだけ利益を見込むか?は企業としては当然で重要な事です。

タダ
に思えた間取り図や、相談員の費用はどこかに隠されています。これも当然のこと。

どこの誰が、タダで、何の義理も無い、ほとんど見知ぬ人様のためを想って設計しますかね?shock
冷静に考えて・・・

補足しておきますが!・・・
ちゃんと自社で原価の精査をして、詳細までお客さんの利益になるようこだわって仕事している会社や個人が大勢いらっしゃいます。
下見積りを取るのは全く問題ないし、大切なのは「物事の道理」ではないでしょうか?最終的に造るのは現場の人間です。そして・・・住むのはお客さんご自身なのだから、しっかり勉強してくださいね。
くれぐれも誤解なさらぬよう、お願い申し上げます。

(それにしても、私はお客様とも、大工さんとも、お互い顔合わせて会話しながら仕事が出来て、結構幸せかもしれない・・・としみじみしましたよ)

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